お知らせ

SDGs・DX意識調査(アンケート)結果がまとまりました

同友会とかち支部会員の皆様
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一般社団法人北海道中小企業家同友会とかち支部
SDGs・DX意識調査(アンケート)結果について

一般社団法人北海道中小企業家同友会とかち支部
支部長 高原 淳
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この間、皆様にご協力をお願い致しておりました『SDGs・DX意識調査(アンケート)』の結果がまとまりました。ご協力ありがとうございます。
今回の調査は、中小企業基盤整備機構(略称:中小機構)が実施した2つの調査(中小企業のSDGs推進に関する実態調査(2022年3月1日)、中小企業のDX推進に関する実態調査(2022年5月16日))をベースに作成し、全国の中小企業ととかち支部会員の違いを見い出し、課題等を抽出し、今後の対応等を検討する目的で実施しました。

調査結果から全てが読み取れるわけではありませんが、中小機構の調査と対比して意外と思える結果が浮き彫りになりました。

■SDGsについて(Q1~4)
・認知度(Q1)、取り組み(Q2)とも、とかち支部会員のほうが全国より高い。
Q1)よく知っている+ある程度知っている ⇒ とかち81%、全国47.1%
Q2)すでに取り組んでいる+取り組む予定 ⇒ とかち66%、全国58.4%
・理由はとかち支部会員企業が同友会3つの目的のひとつ「よい経営環境をつくろう」という意識を持っているためではないか。
・当たり前にやっている、騒がれてやるものではない・・・という意見もあった。
・課題(Q3)では、「社内の理解度が低い」がとかち支部では目立った。

■DXについて(Q5~10)
・認知度(Q5)、取り組み(Q7)とも、とかち支部会員のほうが全国より高い。
Q5)理解している+ある程度理解している  ⇒ とかち57%、全国37.0%
Q7)すでに取り組んでいる+取り組みを検討 ⇒ とかち52%、全国24.8%
・とかち支部会員の先進性の表れか?
・期待する成果(Q6)として、「ビジネスモデルの変革」が上位にのぼった(全国調査では低い)。
・課題(Q9)では、全国同様「人材」が上位を占めた。とかち支部では「何から取り組んだらよいかわからない」が3番目となった。
・DXの成果(Q7)では、とかち支部会員で成果を実感している企業は1/3ほど。これは全国よりも低い。人材とノウハウの不足が問題と考えられる。

このたびの結果を会員の皆様と共有すると共に、中小企業の現状として報道機関に公表して参ります。なお、出来れば同様の調査を毎年実施し、SDGs・DXに関する意識の変化を定点観測していければと考えております。
また、本調査では、SDGs・DXの推進に向けて期待する支援策の上位に、補助金・助成金の活用、取り組み事例の公表が上がっておりましたので、そうした要望に応える学びの場を委員会等と連携し開催して参ります。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

※回答数:100名(回収率11.4%)
 実施期間:7月13日~8月19日
 回答方法:FAXとGoogleフォームによる回答
 調査(アンケート)結果の詳細(グラフ等)は下記になります。
●20220916SDGsDX意識調査(アンケート・結果)

※中小企業基盤整備機構アンケート
 中小企業のSDGs推進に関する実態調査(2022年3月)
 中小企業のDX推進に関する調査(2022年5月)
 詳細は下記URLからご確認下さい。
 https://www.smrj.go.jp/research_case/research/questionnaire/index.html

SDGs・DX意識調査(アンケート)結果がまとまりました