現在、ニュース等で報道されている困窮大学生問題について農商工連携部会役員、事務局で帯広畜産大学を訪問して実態についてお伺いしました。関心を持っている会員の方も多いと思います。ヒアリングの内容について報告いたします。
①日 時 3月17日(水) 14時~
②訪問者 十勝スロウフード 藤田社長、大地 林社長、大石農産 大石社長(農商工連携部会幹事会で支援について話題になる)
事務局 石戸谷事務局長 北村事務局員
③畜大応対者 佐藤学生支援課長 山口学生支援課学生生活支援係長
④説明内容
・山口生活支援課長からは
①新型コロナウイルスの影響で困窮しているとの相談は来ていない
②帯広市からの1名1万円の支援の申し出があったが、申請したのでは全学生の半分程度と低調であったこと
③新型コロナウイルスの影響で昨年の5月前後は飲食店のアルバイトが減ったが、農家の仕事があり落ち込みをカバーした。現在はアルバイトの申し込みが常に10件以上は学生支援課に掲示されている。先輩からの口コミでも誘われている。
④各企業からのパックご飯、レトルト食品など多くの寄贈を受けて、学生にも周知しているが、引き取り手が少ない状況が続いている。
⑤奨学金は30パーセント以上が受けているが、特に新型コロナウイルスが原因とはなっていない。
以上の説明を受けました。
その後農商工連携部会役員、佐藤学生支援課長などと懇談を行いましたが、畜大からは現在のところ経済団体への支援要請は考えていないとのことでした。コロナ禍でもしっかりと生活している畜大生の姿を感じたヒアリングとなりました。
※今後は畜産大学から支援依頼があれば 事務局を通して連絡を取り合うことになりました。
以上 報告いたします
とかち支部農商工連携部会長 藤田 恵
事務局長 石戸谷 和政