経営指針研究会の6月は経営理念を考える研究会の前半となりました。
前回までの「労使見解」、「自社の歴史の振り返り」で同友会らしい
経営理念の考え方と、自社の生い立ちと大切にする歴史と現状認識を踏まえ、
①何のために経営するのか
②創業時(継承時)の精神は何か
③自社の固有の役割
④大切にしている価値観、人生観
⑤取引先、顧客に対する基本姿勢
⑥社員に対する基本姿勢
⑦地域社会や環境に対する基本姿勢
の7項目をじっくりと考え、経営理念にまとめていきます。
経営理念という形のない物を、いかに表現していくのか?
そこに今回の難しさがあると思います。
普段は日常の業務に追われ、なかなか考える事の無い内容ですが、
何かしらの考えや理想があって仕事しているはずです。今回を
きっかけに自分自身を振り返り、残された人生でどのような
生きざまをし、自社を後世に残していくのか考え直したことでしょう。
今回考えた経営理念は、今後、自社の目指す方向の根っことなり、
幹となり、全社一丸となれる思想として定着し、確固たる企業文化として、
繁栄の道筋となる事を祈願します。
経営指針委員会 委員 高橋利幸
経営指針研究会第4講(2022年6月開催)