報告者 日東電気工業(株) 代表取締役 森脇 博志 氏
北海道拓殖バス(株) 代表取締役社長 中木 基博 氏
報告テーマ「わが社の経営指針と労使見解」
日 時:5月7日(金)18:00~21:00
会 場:とかちプラザ
参加者:25名
経営指針の成文化に際して、まずは経営者としてあるべき考え方を学ぶ第2講です。「労使見解」は中同協が1975年に労使間のあるべき理想として成文化したものです。発表から46年、同友会の目指す企業づくりの基本的価値観として位置づけられるその意義と本質性を学びました。
事例報告のお二人は研究会の修了生でもあります。自身の経営指針成文化の際に労使見解をどう解釈したのか?いま改めて自社経営と労使見解をどのように考えているか?などが率直に語られました。森脇氏は社員さんとの「パートナーシップ」の重要性、中木氏は時代の変化の中での「経営者の責任」など、経営者としての個性も表れたお話しでとても印象的でした。
グループ討論の中でも、「労使双方が対等な立場である」「信頼関係の確立」などのキーワードがそれぞれの解釈で議論されていたように思います。
経営指針成文化の渦中でも、さまざまな葛藤や悩みがめぐり課題が進まない事もあるかもしれません。そんな時、労使見解を読んでみると迷いを払拭できる何かがあるかもしれません。経営者として迷った時まずは手に取ってみてください。
経営指針委員長 原田健太
2021年度 経営指針研究会 第2講 同友会らしい経営指針とは?労使見解を学ぶ